2009年10月25日
高草紅茶
今日、オータムフェストで皆さんに振舞った「高草紅茶」。
冷やしてストレートで飲んでいただいたり、焼酎を割って「高草割り」を試していただきました。
まろやかで特徴的な香りとすっきりとした味わいがとても評判よく、「どこで売っているの?」と皆さんから聞かれました。
ありがとうございます。(ほんの数箇所で売っているそうですが、よくわかりません。11月3日にウォーキングに参加しますが、そのときまでに分かるようにしておきます。)
【高草紅茶とは】
焼津市では知らない人のない高草山で作られている逸品です。
焼津市坂本というところで、昭和8年から16年頃まで4軒の農家さんが高草山に生えていた在来種のお茶を紅茶の茶葉として使い、紅茶メーカーに収めていたそうです。
緑茶に適しているヤブキタ品種よりも苦味が強く、当時コンクリートで作った醗酵室も見つかっているそうです。
苦味が強いということは、後味がサッパリしているということでもありますし、カテキンが多いので風邪予防にも良さそうですね。
高草山は、日照時間が長く、急斜面の傾斜地は200~400メートルの高さがあるために紅茶生産に適しているそうです。
第二次世界大戦の前までは、清水港から北米にも輸出されていて坂本地区は当時、相当潤ったのだそうです。ただ、第二次世界大戦が勃発してからは輸出は止まってしまい、衰退してしまったようです。
なんとなく、小学生のときに「清水港から紅茶を輸出していた」という社会科の資料をみたような気がしますが、これも含まれていたんでしょうか?高草紅茶を国内の紅茶メーカーに売っていたということから推測すると大井川にあるリプトンが高草紅茶を扱っていた可能性もありますね。
思いのほか評判の良かった「高草割り」。焼津の居酒屋では定番(名物)にしても良いような評判でしたよ!!
今は、小畑さんという方が作っているだけのようですが、
Posted by シェフの片腕 at 23:45│Comments(0)
│グルメ